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シャーロックホームズにワインが…飲んでみたい…♪
2012年04月01日
こんにちは!スタッフ海埜です。
先日、ガイリッチ―好きの私は、
早速…またもガイ・リッチ―大先生が監督の…シャーロックホームズ2を映画館へ…!!
と行きたい所ですが、なかなか時間が取れず…。
家で2009年のシャーロックホームズを鑑賞☆
…やっぱりガイリッチ―!センス良いなぁ…とか
…衣装がかわいいし…ジュードロウが素敵すぎる…など思ってホクホクして観ていたら
なんと!ご存じの方も多いとは思いますが…あらら。ワインが登場していました!!
「1858年のマルゴー!これは…!!」とワクワクで飲んだシャーロックホームズは
その中に入っていた睡眠薬で眠らされてしまうのですが…
えー!飲んでみたい!好きな映画に登場するワインなら尚更のこと!
早速店長に聞いてみると、1858年のシャトーマルゴーは店長も飲んだ事はないらしく…
更に知りたくなりました!
…そもそも1858年…現存するのでしょうか…そんな話にもなりました☆
ちなみに!ヴェルジェでは、2004年のシャトーマルゴー。73500円で販売中!!!
シャーロックホームズファンの方、シャトーマルゴーを飲んでみたい方はぜひ!!
THE CAPITOL HOTEL TOKYU 限定 BANANA BREAD
2012年03月12日
皆様、こんにちは☆
スタッフ黒木です(*^^)v
もうすぐ、ホワイトデーですね(*^_^*)
っと言うわけで、いつも、お世話になっているK氏より、早々と頂いちゃいましたー(>▼<)
東京都にある、“ザ・キャピトルホテル 東急ORIGAMI限定”のバナナブレッド♡♡
限定と言う事もあり、嬉しさ倍増!!(笑)
さっそく開けてみると・・
「ほわ~ん」と優しいバナナの香りがっ\(◎o◎)/!
※ココで余談ですが・・高校生の頃、朝も昼も、バナナを食べていたこともあるくらい、バナナ好きな私。
さっすが~、K氏私の好みを分かってくれてるぅー♪←
しっとりとした生地と、ほのかな甘みが上品な口当たりでとても美味しかったです☆
これは紅茶や、コーヒーと合わないはずがない!!・・とゆっくりティータイム<^!^>
見事な相性でした☆ ←さすがです(^_-)
それにしても、美味しいものを頂くと、本当に幸せな気持ちになりますよねヽ(^o^)丿
K氏、いつもありがとうございますm(__)m
フランスワイン最新事情。
2012年03月07日
こんにちは。スタッフ日高です。
一昨日、日本ソムリエ協会・平成24年度 南九州支部 第1回例会セミナーに参加してきました。
セミナータイトルは「フランスワインの最新事情」について。
昨年の第6回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝者である谷 宣英氏を講師に、
アルザス、シャンパーニュ、ロワール、ボルドー、シュド・ウエストのワインを通して
フランスワインの変化(“進化”とも呼べるのでしょうが)についてお話を伺うことができました☆
また、会場のあるシェラトングランデオーシャンリゾート総統括料理長として、
昨年新たに就任したフランス人シェフ・ギーショク氏による料理とワインとの
マリアージュについても解説いただきました♪
今回のセミナーでは、まずフランスワインを大きく3つの価格帯、
・10,000円以上
・2,000~10,000円
・2,000円以下 の3つのカテゴリーに分けて話が始まりました。
10,000円以上のいわゆる「高級ワイン」」と呼ばれるものは、もちろん品質もですが、
地方性&付加価値という、ブランド力がその価格に影響を与えているという事。
ヴィンテージに加え、世界の景気にも大きく左右されるというのがとても興味深いお話でした。
また2,000円以下の価格帯のフランスワインは、チリやオーストラリアといった
ワインの「新世界」を相手に競争しなければならず、とても厳しい状況にあるとのこと。
品種の記載をするようになったり、オークチップを使用したりと、
昔のフランスワインではしなかった事を取り入れるようになっているそうです。
そして、今回のメインは2,000~10,000円のフランスワイン。
出されたワインと合わせるお料理は・・
(1)セドリック・ブシャール アンフロレッサンス・ブラン・ド・ノワールNV &
じゃがいもクレープとカリフラワームース うに添え
(2)フランソワ・シデーヌ ヴーヴレイ・クロ・ボードアン 2010 &
ピエ・ド・ポール フリット(子豚の豚足のフライ)
(3)マルセル・ダイス エンゲルガルテン 2007 &
フォアグラのクレームブリュレ
(4)シャトー・デギーユ カスティヨン・コート・ド・ボルドー2008 &
牛ほほ肉のプチタルトレット
(5)シャトー・モンテュス マディラン2006 &
鴨のロースト ハチミツ・しょうが風味
(1)の生産者、セドリック・ブシャールは、単一区画・単一品種・単一ヴィンテージ、さらに
シャンパーニュでは珍しく完熟させて収穫し、亜硫酸不添加、ノンドサージュ・・と、とにかく
徹底したこだわりによってシャンパーニュを造りだす、「若き天才」です。
エレガントな果実の香りに、クリーミーな泡、完熟果実がもたらす長い余韻は、
新鮮で旨みの詰まった“うに”との相性も抜群で、うっとりする程素晴らしい味わいでした。
(2)のフランソア・シデーヌは、冷涼な地域のロワールでビオディナミを実践する生産者。
テュフォーと呼ばれる石灰粘土質の土壌で、ビオディナミにより生み出されるきれいな酸味と
ミネラル感が特徴・・との説明でしたが、確かに、一口飲んでびっくり!!
かりんのような澄んだ香りとわずかに甘い蜜の香り。
アルコールが14%もあるとは感じさせないクリアな味で、
シュナン・ブラン種特有の酸味も綺麗に表現されている、オフドライの白ワインでした。
(3)のエンゲルガルテンは、「Alsace Mixed Crop」とのタイトルで説明がスタート。
混植・混醸を復活させたマルセル・ダイス氏についてのお話です。
以前畑を訪れたことのある谷氏が、混植・混醸に対する疑問として
「品種間での収穫時期の違いはどうやって解決するのですか??」と問いかけた所、
氏は「一緒に育てると、同時期に成熟するんだ。品種の違うぶどう同士、“共鳴”するんだよ。」と
信じられないような答えが返ってきたそうです。
「土壌の個性は、品種の個性を上回る」と断言するマルセル・ダイス氏のワインは
やや濃いめの色合いで、甘みがあり、リースリング由来??のオイリーな印象と、
果実味、ミネラル感、スパイシーさ、若干の苦み、他にも・・ととにかく複雑(>_<)
こんなに表現するのが難しいワインに出会ったのは初めてかもしれません。修行不足を実感です・・。
(4)はラ・モンドットでも有名なナイペルグ伯爵が所有する「シャトー・デギーユ」。
土地が高騰したサンテミリオンのすぐ隣に位置するコート・ド・カスティヨンで、
ステファン・ドゥルノンクール氏をコンサルティングに迎え入れ、劇的に品質が向上したという
このワイン。まだ紫色を帯びており、プラムやジャムのような甘く凝縮した果実の香りと
滑らかなタンニン、柔らかな酸味と、メルローとカベルネフランのいいとこ取り!!といった印象。
ゼラチン質と脂をもつ牛ほほ肉をさらりと流し、ワインの後はもう一口食べたくなる・・という
幸せなスパイラルを経験させてくれるワインでした。
(5)は当店でも大人気の1本。
俳優のトム・クルーズがファンだという話でも知られる、マディランの最高傑作です。
フランス、特に南西エリアでは原点回帰の動きが盛んになっていて、その土地の固有品種に
注目し、評価の落ちていたタナ種を復活させたブリュモン氏。
濃く、香ばしい甘い香り、熟した果実味、こしょうや鉄のようなスパイシーさが、
鴨の赤身肉とぴったり!!しっかりしていますが決して粗くはない渋味、
なめらかな味わい。やっぱり美味しい☆と再確認のマディランです。
今回はセミナー後、谷氏と直接お話しする機会にも恵まれました♪
お客様への接し方や、言葉の使い方など、優しい口調で教えて下さる谷氏・・。
トップソムリエのスマートな振る舞いも、とっても勉強になりました。
・・と思わず長々と書いてしまいましたが、
最後まで読んでくださった忍耐強い皆様に感謝です(T_T)
今後とも、宜しくお願いいたします・・<m(__)m>
面白グッズをいただきましたヽ(^。^)ノ
2012年03月02日
こんにちは、スタッフ日高です。
先日、某ショップの店長夫妻に、面白グッズをいただきました☆
「・・これ何??」と思って開けてみると・・太めのストローの中に、ラムネのような粒がぎっしり。
このストローでビールを飲むと、あら不思議・・
レモン味やチェリー味のフレーバービールに早変わり!!
少し甘さも加わって、まるでカクテルのような味に♪
これは、ビールの苦手な人にオススメかもしれません(*^_^*)
結構「吸引力」が必要なのも、また面白い所(笑)
残念ながら、いただきものなので、ヴェルジェでは販売していないのですが・・
気になる方は、是非一声おかけ下さい♪某ショップをご案内いたします☆
☆Special Guests☆
2012年02月15日
13日月曜日、ファインズさん主催の試飲会&ブルゴーニュワインセミナーが、開催されました。
今回のセミナーでは、何と!!
「ドメーヌ A&P ド ヴィレーヌ」のピエール・ド・ブノワ氏と、
「ドメーヌ ラペ」のヴァンサン・ラペ氏が来宮・講師をしてくださいました。
このような素晴らしい機会は、めったにない!!
ヴェルジェチーム、一番前の席を陣取って、セミナー参加&・・さらに!!
懇親会まで参加させていただきました☆
★「ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ」について・・
1971年オベール・ド・ヴィレーヌ氏によりブーズロン村にワイナリーが設立された。
オベール・ド・ヴィレーヌ氏の父は、DRC共同経営者の一人だった。父の「自分の力でドメーヌを興してみなさい」こういわれたのがきっかけだったという。
現在は、オベール・ド・ヴィレーヌ氏の甥である、ピエール・ド・ブノワ氏により、引き継がれている。
「酸っぱくてそのままではとても飲めない」と言われていた“アリゴテ種”(白ブドウ品種)の魅力を引き出すことに成功し、今では「黄金のアリゴテ」といわれるほどにまで評価を高めた。
★ブノワ氏のセミナーを受けて・・
4000万年前、ブルゴーニュ地方は海の底だったそうです。やがて地形が変わるにつれ、アルプス山脈やブルゴーニュ地方が生まれました。ブルゴーニュワインの特徴に多い“ミネラル”は、このように昔の土壌の特徴が、記憶されテロワールとして表れているのだな~と感動しました。
1986年から本格的に有機栽培を開始。できるだけ自然に、ぶどう本来の特徴を
素直に表現し、ワインにもその輝きを反映させることをモットーとしています。
そして、もうひとつ、ブノワ氏が熱く語ったのは・・。
ワインの味わいやタイプを表現する時に、パイナップルや桃など、何かに例えてアロマの話をするのではなく、もっと“ワインの輝き”を見て・感じて伝えて欲しい!!という事でした。
“輝き”・・それは、次の4つのエネルギーが関係しているそうです。
①ミネラル(土壌)
②植物(ブドウの樹)
③天体のエネルギー(気候や、太陽・惑星の動き)
④動物(土中にいるミミズなどの虫や、鳥、ワイン造りに携わる人)
ここに“生命力”のあるワインを造り続けるブノワ氏の、情熱の源があるのだな~と感激しました。
★「ドメーヌ・ラペ」について・・
少なくとも、1765年よりまで遡る、長い歴史のある家族経営のドメーヌ。
現在では、8代目であるヴァンサン・ラペ氏とシルヴェットさん(奥様)により経営されている。
★ラペ氏のセミナーを受けて・・
醸造におけるモットーは「テロワールを尊重し、果実味を求める事」「ブドウ自身の表現力を尊重する事」。
ブドウは、リュット・レゾネ(減農薬)農法で栽培。収穫は手摘みでブドウを傷つけないよう小さな箱で運ぶ。
害虫の退治は、ブドウの樹の成長や状態を見ながら、農薬の量を決めているそうです。
ラペ氏の真面目さをとても感じました。
ブルゴーニュワイン造りに情熱を注ぐラペ氏に質問をしてみました。
Q.もしブルゴーニュ以外でワインを造るとしたらどこでやってみたいですか?
A.赤だったらイタリアでネッビオーロを・・白だったらニュージーランドで・・まっ、難しいけどね(苦笑)
Q.栽培、醸造、販売のうち、どの仕事が一番楽しいですか?
A.それは、栽培だよ。いいぶどうが出来なければ、良いワインは絶対できないからね。
ぶどうの完熟のピークを見極めるのは、毎日触れて、分析して、初めて分かるんだ。
ブルゴーニュの仕立ての位置は低いから、腰は痛くなるしとっても大変で・・と、
ワイン造りにおけるリアルなお話も聞けて本当に楽しかったです。
まだまだ、書ききれないほど色々な質問をさせて頂きましたが、その話はこの辺りで(^_^;)
とにかく、すっかり両ドメーヌのファンになったヴェルジェチームでした。
早速ワインも入荷予定ですので、是非ヴェルジェにお越しください(*^_^*)